「満中陰志」とは、葬儀の際に頂いたご香典のお返しのことを指します。これは仏教用語で中陰(七日ごとのお勤め、いわゆる故人様が仏様となる修行の一環)が満ちるということで「満中陰」、つまり四十九日のことを指します。このお礼ということで「志」(こころざし)という文字が加わり、「満中陰志」ということになり、香典に対するお礼の品ということになります。また神道ではこのお返しが「偲び草」(しのびぐさ)というものになります。
送る期間は仏教では四十九日、神道では五十日祭を過ぎてからお返しをお渡します。お返しの金額は地方のやり方もありますが、このあたりでは頂いた金額の半分をお返しすることが多いです。
よく葬儀のときに会葬品というものを 香典を頂いたときにすぐ差し上げますが、それはあくまでも葬儀に来ていただいたというご好意に対してのお礼なので、お返しをするときに香典の額から差し引くという考えではありません。
一般的に、準備として四十九日の2週間前に注文をできるようにリストアップをしておくといいでしょう。お返しの品をどんなものにするのか、食べるものがいいのか?残るものがいいのか?選ぶのは大変だと思います。
当社ではそんなお返しをお世話させて頂いております。アフターのフォローの専門の社員がおりますのでどうぞ遠慮なくお尋ね下さい。