最近では、葬儀の受付を頼まれることも少なくなりましたが、もし受付を突然頼まれた場合、マナーや準備、かたづけ、注意点について説明します。
たまにしか使わないので、汚れているかもしれません。定期的にチェックをしましょう。また、靴に関しても要注意です。経年劣化により、底のゴムが朽ちて、葬儀中に解体?する方がおられます。出かける前にチェックしましょう。
受付をする場合、他の会葬者よりも早く来るようになると思います。依頼されたご当家、喪主様にどこに車を停めた方がよいか、駐車場所の確認をしましょう。
受付は、2人以上が望ましいですが、1人の場合、お手洗いなどのときは親族の方に代わってもらってください。焼香も、2人の時は交代で行えますが、1人の場合 、香典や手荷物に気を付けましょう。
*喪主様が許されるのであれば先に焼香しておくことも良いでしょう。
受付係全員が顔合わせをして各自の役割分担を確認しましょう。
会葬者多い場合は、受付を複数設置します。一般会葬者の係、仕事や会社関係の係、会葬礼状と会葬御礼品(返礼品)をお渡しする係などを決めておきます。
芳名録、事務用品関係、香典箱などの確認をします。
ご芳名を書いて頂くときは、昔から筆ペンが多いですが、今後整理する際の見やすさを考えて、ボールペンでも構いません。
また、糸と針が用意されている場合があります。これは、香典袋に千枚通しで穴をあけて糸を通すことにより、順番が変わらないようにするためです。最近では会葬者が少なくなったので、省略することも増えました。
葬礼状と御香典に対する返礼品は渡しやすい場所に配置しましょう。事前に袋詰めすることも良いかもしれませんね。
開式の60分前には準備を完了し、受付場所で待機して下さい。
※会葬者がいらっしゃらないときは座っていても構いません
次回、後編に続く。